トロフィー評価一覧 | トロフィー(プラチナ無し)評価一覧 |
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【370個目】タクティクスオウガ リボーン

タクティクスオウガ リボーン
プレイ時間は150時間。
評価(5段階)
プレイ時間 ★☆☆☆☆
コスパ ★★☆☆☆
スキル ★★★☆☆
攻略情報 ★★☆☆☆
面白さ ★★★★☆
総合評価 12点 (25点満点)
<良かった点>
・硬派なシミュレーションRPG
・戦史好きにはたまらない設定
・最終的には無双状態も可
<悪かった点>
・トロコンを目指すと作業モード突入
・シミュレーションに慣れない人は後半苦しむかも
■「オウガ」シリーズ第二弾
スーパーファミコンで1995年に発売された「タクティクスオウガ」のリメイク作品。
「ヴァレリア諸島」で起きた民族間の紛争を、戦史的な切り口で描いたターン制シミュレーションRPG。
王の死去をきっかけに統一国家の支配と秩序が崩壊した世界で、のちに英雄と呼ばれる少年「デニム」がどう生き、どう戦ったのか、を描いている。
人間ドラマを意識した重厚な群像劇は今でもファンが多く存在し、発売から数十年経った現在でもこうしてリメイクの発売が待望されていた。
■PSP版は遊んでません
本作を遊ぶ限り、数十年前の作品ながらストレス無く遊べる仕上がり。オリジナル版での不満点は改善され、現代的なシステムにブラッシュアップされている。(PSP版は未プレイなので比較は不可)
昔流行ったターン制のゲームにありがちなテンポの悪さには、オートプレイ・倍速プレイが実装されて解消。倍速プレイはありがたいが、やり込んでくると倍速ですら遅くに感じるが、あえてそれ以上の速度を設けなかったのはプレイバランスを考慮した上での判断か。
やり込みにあたり自キャラのターンを回す「待機」ボタンまでカーソルを移動するのが面倒。操作系のUIはもう一息工夫が必要か。
■トロコンまでの道のり
PS4版をトロコン⇒PS5版にセーブデータ移行でプラチナをプライチでGET。
トロコンにはL、N、Cルートの計3周必要。
Lルートを4章まで進め、空中庭園出現後に死者の宮殿を地下100階まで踏破。
本編クリア後のDLC「Diva」をクリアしたら、W.O.R.L.Dを使って残りのN、Cルートをクリアするのが効率の良いルート。
N,Cは1章から3章クリアまではスキップ無しで進め、4章まで進んだら最後のアンカーまでスキップしても良いようだ。
死者の宮殿はクリア前のユニットLvが40の時点で「海賊の墓場」で出現するキャップオーバーのキャラを何体かハントしておくと楽。自分は20回程度潜ったときに100階までクリア。何度も潜るうちに装備も強化されていくので、クリアも楽になるはずだ。
パラメータUP系のカードはすべてデニムに投入していく。キャラはバランス良く強化したくなるところだが、一極集中したほうがクリア効率は良い。
■総括
架空戦記好きにはオススメの一作。
オリジナルの重厚な雰囲気を残しながら、難易度やテンポが現代的に再構築された良ゲ。
PSP版は未プレイだったので、オリジナル版からの進化には驚くところだ。
この流れで前作「伝説のオウガバトル」や外伝、派生作品であるFFタクティクスのリマスタにも期待したい。
トロフィー的にはタイパ最悪なので手を出す場合には慎重にしたい。
個人的に、主人公を溺愛する姉ちゃん「カチュア」の行動は印象最悪ながらヒール役として良い立ち回りをしてて印象深い。何事にもヒールというのは必要なのだろう。
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【367個目】ドラえもん のび太の牧場物語 大自然の王国とみんなの家

ドラえもん のび太の牧場物語 大自然の王国とみんなの家
プレイ時間は30時間。
評価(5段階)
プレイ時間 ★☆☆☆☆
コスパ ★★☆☆☆
スキル ★★★★☆
攻略情報 ★★★★☆
面白さ ★★★☆☆
総合評価 14点 (25点満点)
<良かった点>
・ドラえもん好きにはほっこり
・スキルに左右されないゲーム性
<悪かった点>
・PS5に限定したセールス方法
・作業耐性の無い人には苦行
■ドラ牧2
牧場でのハートフルな生活を描いた人気シリーズ「牧場物語」とあの「ドラえもん」のコラボ作品第二弾。
牧場での生活を通じてドラえもんファミリーと住民たちの冒険・友情を描いた作品。
ドラえもんファミリーたちや住民とのふれあいを通じて、牧場の発展や星の謎を解き明かしていく。
■作業だぜ、ドラえもん
自宅でのパパ・ママとのささいな言い争いから衝動的に家出をした「のび太」。
ドラえもんやいつもの仲間たちとロケットに飛び乗り、たどり着いた先は遠い銀河の星。
「のび太の過酷な奴隷物語」はここに幕を開ける。
のび太が降り立ったこの農村はまさにハートフル。
農作物の管理や酪農事業、漁業や鉱山で発掘、すべてが効率に支配され、生産性の向上と改善が常に求められる。
毎朝6時に起床、肉体労働に従事し、帰宅は22時。のび太の生活はこれが365日休み無く続く。
驚くべきことに、のび太は笑顔を絶やさない。一種の悟り、もしくは狂気である。会社にそのような社員がいたなら、貴方なら恐怖と畏敬を感じるのだろう。
奴隷物語と表現したが、のび太は決して使役される存在ではない。自分がやらなきゃ誰がやる的な状況に追い込まれたがゆえ、生命維持のため自らの意思で活動しているのだ。会社で仕事をしない人間がいるなら、一度そいつを一人にしてみると良いだろう。きっと自発的に動き出すはずだ。働きアリの法則は間違ってなかったということだ。これもこのゲームが教えてくれる大事な組織論の一つだ。
金策は前作同様「フライドポテト」の増産と出荷委。残念ながら「フライドポテト」の素材となる「じゃがいも」か「さつまいも」を店頭では買えなくなった?ようだが、春か秋にひたすら増産して出荷すれば、以後資金に困ることは無い。マクドナルドも驚きの利益率だ。
■気になるトロフィーは
時限要素も無く、ストーリーを進める上でどれも取得できる。
ストーリーに大きく絡む「ライト」、「シルフ」「トトン」「ルアナ」「ピコ」の好感度を集中的に上げていけば、クリア時間は大きく短縮できるだろう。
■総括
PS5だけでリリースしたメーカーには漢気を感じる。その点は大いに評価したい。
コンセプトは悪くない。第三弾にも期待はしたい。だがトロフィー的には間違いなく作業ゲー。
作業ゲーには違いはないが、ただ耐性が無くてもギリギリ手を出せるレベル。この程度の作業レベルに弱音を吐いているようじゃ、過去にメンタルを鍛えて頂いた無双シリーズに申し訳が無い。
30時間で終わりますからね。過去の無双シリーズなんかは100時間ひたすらマラソンでしたよ。
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【355個目】信長の野望 新生(AIとは)

信長の野望 新生
プレイ時間は40時間。
評価(5段階)
プレイ時間 ★☆☆☆☆
コスパ ★☆☆☆☆
スキル ★★★☆☆
攻略情報 ★★★★☆
面白さ ★★★☆☆
総合評価 11点 (25点満点)
<良かった点>
・重厚な歴史ストラテジー。歴史好きにオススメ。
・トロフィーは比較的簡単に設定。
<悪かった点>
・肝心のAIが思ったように行動してくれない。
・1プレイのボリュームが大きいゆえ途中で飽きる
■ストラテジーゲームの本家
戦国の群雄割拠の時代をテーマにしたコーエーの看板タイトル「信長の野望」の最新作。第一作のリリースから40年。シリーズ16作品目というから、コンピュータゲームの発展を見届けてきた証人とも言えるシリーズ。
■久しぶりのシミュレーション
前作「信長の野望 大志」が発売されたのは2018年。当時はスマホゲームが隆盛期を迎えていた頃。スマホ版との共通化を意識しすぎたのかストラテジーゲームとしてはあまりにも単純すぎる内容になってしまい、シミュレーション好きとしては非常に落胆したのを記憶している。
今作は、そんな前作の迷走は概ね払拭。いつものコアな「のぶやぼ」が帰ってきた!という印象。
(昔であれば)分厚い説明書とにらめっこしながら試行錯誤する、往年の複雑怪奇なストラテジーゲームが帰ってきたのだ。
■AI??
今回の売りのひとつが配下武将のAI行動だ。
ストラテジーゲームといえばプレイ後半ともなると大所帯になり、全ての配下武将に指示を出すのが面倒になる。
今作は配下武将一人ひとりがAIによって自らの判断で行動を行い、プレイヤーの覇業を手助けをしてくれるのだ
武将にはそれぞれに個性が設定されていて、好戦派や内政派というような積極性や、戦局の判断を左右する頭脳の優劣があるようだ。
一通り遊んでみて、残念ながらこのAIによる行動は未完成な印象を受けた。AIに地方の攻略を任せてみても、戦力が拮抗してる場面ではよほどのリードが付かないと敵領に侵攻せず、戦局が変わるまで思考停止状態になってしまう。その戦局を変えるのがおまえらの役目だろと思ってしまうわけだが、結局主君が自ら前線に移動して直接指示を出さないといけず、それに気づくまでの間に無駄に年数だけが流れていく場面が多い。負け確でいいから戦略の一環で攻めて欲しいシームもあるので、せめて強制侵攻のようなコマンドがあっても良かったのではないだろうか。
試みは面白いので、アップデートやPKでの強化を待ちたい。
また、内政面でも調整不足が目立つ。各城は「郡」と呼ばれる単位で構成されるのだが、この郡を発展させるためにはそれぞれ武将を配置しなければならない。終盤になると有能な武将がほぼ寿命で他界しているため、内政に注力してもまるで発展してくれない。そうこうしているうちに存命武将の数が減ってしまい、手詰まりになる。
過去作に比べても全国統一までに年数を要するように思えるので、このあたりは救済が必要だろう。
これまでの功績毎に役職が決まるのも面白い

■トロフィーは
シナリオはどれか1つを全国統一目指す過程でほぼほぼコンプできる。
全シナリオクリアが無くて本当に良かった。そういう意味では過去作よりは楽なのだが、なんせシナリオクリア自体が難しい。
こだわりがなければ武将編集でチート武将を大量に作成し、自制力に組み込んだ状態でゲームスタートすれば楽だろう。
気になるトロフィーをいくつか。
・二世の契り
スタートした大名は大抵婚姻状態にあるので、開始すぐに引退⇒後継者が婚姻同盟を行うと楽。
・天下惣無事、戦国の覇者
残り1城を残した状態でセーブ。そこから従属END、滅亡ENDをそれぞれ見ると良い
■総括
従来のやること盛りだくさんなストラテジーゲームに回帰してくれたのは良い傾向
トロフィー難度も高くなく、人を選ばない点も良い。
クリアまでのボリュームバランスをもう少し調整すれば良ゲになるのではないだろうか。
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【340個目】十三機兵防衛圏 良作

プレイ時間は30時間。
評価(5段階)
プレイ時間 ★★☆☆☆
コスパ ★☆☆☆☆
スキル ★★★★☆
攻略情報 ★★★★★
面白さ ★★★★☆
総合評価 16点 (25点満点)
<良かった点>
・秀逸なストーリー展開。SF好きにはオススメ。
・難易度の低さ。プレイヤースキルの必要性は無し。
<悪かった点>
・人気作のためか、中古市場の価格が下がらない。
■発売からずいぶん経っての購入です
「ヴァニアウェア」が送り出しす渾身のSFアドベンチャー&シミュレーション。
過去・現代・未来。異なる時代に生まれた13人の少年少女が大型ロボット(通称:機兵)に乗り込み、地球侵略のため宇宙から襲来した謎の巨大ロボットに立ち向かう壮大なSF作品。
ゲームはアドベンチャーパートとシミュレーションパートに分かれ、それぞれを並行して攻略していくことでストーリーが進行していく。
アドベンチャーパートでは各主人公を操り、タイムトラベルを軸としたSF長編さながらのダイナミックなストーリー展開が展開。
シミュレーションパートではすべての主人公が集結した状態からスタート。操作する主人公を選択し、リアルタイムバトルで敵ロボットと戦っていく。


シミュレーションパートは初心者向きのシンプルなシステム
■遊んでみて
発売以後、口コミでセールスを伸ばしていただけあり、面白さは間違いなし。
物語は各時代ごとに断片的に展開される。だが、ある時偶然見つけだしたタイムトラベル機能によって、未来に訪れる世界の滅びを知ることになる。
主人公たちの行動は次第にリンクを始める。
プレイヤーの中で多くの要素・記憶が複雑に組み合わされていくことで、それまで頭の中でぼんやりとしていたそれぞれのピースが大きさ世界の全貌を形作るようになる。
さながら王道的SF小説のような展開だが、アドベンチャーパートの効果もあり、13人それぞれのキャラクターに感情移入しやすくなっている。
設定・世界観は「SF作品」としての高い完成度を誇っていると思う。
多くを語れないが、未プレイの方にはぜひ遊んでもらいたい。

■トロコンまでの流れ
いたって簡単で、すべてのパートを攻略するだけでほぼ終わり。
Tipsのコンプもシミュレーションパートのすべてのステージで評価Sを取ればよい。
特に迷うことは無いはずだ。
■総括
口コミに違わぬ高い完成度。読み物として秀逸。
ゲームパート自体は簡単なので、アクションゲームが苦手な人にもオススメ。
Switch版の発売も決定しているので、非PSユーザにも経験して貰いたい一作だ。
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【324個目】スーパーロボット大戦30

プレイ時間は50時間程度。
評価(5段階)
プレイ時間 ★☆☆☆☆
コスパ ★★☆☆☆
スキル ★★★★☆
攻略情報 ★★★★★
面白さ ★★★☆☆
総合評価 15点 (12点満点)
■30年ですか
時代を超え、時空を超え、スーパーロボットたちが織りなす夢の競演。
「スーパーロボット大戦」シリーズの30周年記念作品。
■刷新
やっと新しいスパロボが出来た。クリアした第一声はそれ。
直近の数作品が登場キャラクターの入れ替えだけで何とか新作の体を保っていた印象。
正直新作を遊んでいたという気持ちはあまりなかったのだが、今作はそこに正しくメスが入った。
まずはシステム周り。母艦の強化システム、ミッション制度の導入など、多くの新しい試みが見られる。
特に新システムのひとつである母艦の強化システムは、従来のユニット強化とは別に用意されていて、成長させるためには資金とは別な専用のポイントを利用する。
母艦は成長させる箇所により、全キャラクターの攻撃力UPや取得金額・経験値の増加など、軍そのものを強化する効果をもたらす。どこを強化するか、プレイヤーの選択がゲームを有利に進める上での戦略に大きく影響してくるため、キャラクター育成とはまた別な楽しみが生まれる仕組みとなっている。
長期シリーズゆえマンネリは避けられないところだが、こういった変更は素直に評価したい。
新しいシステムで言えば、遂に実装されたAUTOプレイも優秀。
これは文字通り放置するだけで、勝手にユニットが動き、攻撃してくれるモード。
コントローラ放置でステージクリアしてくれるので、非常に優秀。
ゲームとしてそれでいいのか、という意見もあるだろうが、レベル上げや周回プレイ時など、マラソン作業に使える。
■キャラバランスもマイルド
キャラ性能は過去作に比べ、よりマイルドになった印象。
際立った強キャラが減り、ロボット・パイロットの強さの平準的になった。
どのロボット・パイロットを使っても戦えるので、プレイヤーに思い入れのある好みのキャラクターを使える。
強いて言えば、ダン・オブ・サーズディやイカルガが凶悪
登場作品は新旧織り交ぜてまんべんなく登場。
DLCで随時追加されていく手法はあまり好きではないが、開発の都合もあるのだろう。
個人的にはレッシィのイメージ変更後のCGがお気に入り
↓変更後がカワイイ
■トロフィーは
男女主人公でそれぞれ一周。それでほぼトロコン。
途中のルート分岐もどちらを選んでもよく、一周目と二周目で同じルートを選んでも問題なさそうだ。
難易度も不問。2周目はオートプレイで一気に突破しよう。
気になるトロフィーをいくつか。
・スキルコレクター
すべてのスキルプログラムを作成すること。入手ではないので注意。
筆者は「SP回復」が最後まで出現しなかったが、「サポーター」を50回使用するが条件だった。
・宝探し
エリア選択で遺跡ミッションを選択する。普通のミッション選択画面には出現しないので注意。
・DBD観測中
エリア選択でDBD観測中、と現れたときに、どこかのMAPに妖精マークが出現している。
そこを選ぶと良い。
・一網打尽
特典のサイバスターがあると楽だが、他には母艦ドライストレーガーのMAP兵器が良い。
■総括
30周年にふさわしい作品。
多くの新システムを搭載し、難易度調整も豊富。
未経験者からベテランまで、満足できる出来なのではないか。
トロフィーも簡単なことだし、最近スパロボから遠ざかってたプレイヤーにもオススメだ。
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【316個目】ブリガンダイン ルーナジア戦記(作業)

ブリガンダイン ルーナジア戦記
プレイ時間は70時間程度。
評価(5段階)
プレイ時間 ★☆☆☆
コスパ ★★☆☆☆
スキル ★★★★☆
攻略情報 ★★★☆☆
面白さ ★★☆☆☆
総合評価 22点 (12点満点)
■ADVも新時代
6つの異なる勢力が大陸制覇を目指し相争う戦略型シミュレーションゲーム。
オリジナルはPS1で発売された同名タイトル。
本作はそのリメイク作品にあたるのだが、筆者はオリジナル版は未プレイ。
↓↓オリジナル版↓↓
ファイアーエムブレムやオウガシリーズのような中世ヨーロッパ的な世界観が強いファンタジーPRG。
PS4版に先んじて発売されたSwitch版のPVは、シミュレーションゲームを好きな人間にはそれなりに魅力的に見えた。
ずっと心惹かれていた作品だったが、2020年末PS4版が発売され、それをきっかけに買うことに。
■感想は
ストラテジーゲームはとしてはいたってシンプル。
やれることが極端に少なく、周回を重ねるごとに攻略がパターン化してきて、正直後半のプレイは苦行に近い。
敵味方のユニットが滞在する街には特性や発展といった内政要素は全く無し。ハコニワ的な面白さは期待しないほうが良い。
戦フェーズにおいても、攻撃側と防衛側の条件はほぼ一緒。攻防それぞれに個性が欲しかった。
登場する騎士(ユニットの中心となる非モブキャラクター)のバックボーンは(敢えてなのか)ほぼ設定されていない。重厚な人間ドラマを期待するプレイヤーは拍子抜けするだろうが、。
騎士とユニットを構成する仲間モンスターは一度死ぬと特定のレアアイテムを使わない限り復活不可。これは賛否が分かれるところだ。
敵の行動(AI)は難易度ごとに明らかに変わる。イージーにするとプレイヤー側の瀕死ユニットに露骨にとどめを刺してこなくなるので、その点では初心者に優しい設計。
■トロフィーは
1周クリアくらいまではまだ我慢出来るが、トロコンのために全6勢力でクリアしなければならないため、これが作業ゲーと最たる要因だ。
ストーリーモードを6周。そのうち一回はハードでクリアしておきたい。
チャレンジモードは1周でコンプ可能だが、楽をしたいなら2周目で30000ptを狙うのがオススメ。
1周目で25000pt以上取得したときにゲットできる隠しキャラ(制覇モードのラスボス)が育成を続けると凶悪性能になるので、それで無双するのが楽しい。
グスタファ神聖帝国ではじめ、1ターン目に首都の秘宝眠りし湖で探索。
隠しキャラ「オーロラ」用の「ゾアールの涙」を取得すれば「オーロラ」を1ターン2階行動に出来る。
それ以外に有効な戦略は、アーチャー+グレムリン複数体のユニットをいくつか用意し、アーチャーで敵大将を攻撃+グレムリンのリアクトでアーチャーを再行動させれば敵大将だけを瞬殺できる。部隊差をつけての勝利にもおすすめの戦い方だ。
■総括
ストラテジーゲームとしてはシンプル過ぎる。
無骨で硬派なゲームデザインではあるが、物足りなさがあるのも事実。
その一方で無駄な要素もあり、ユニットには対峙したときに有利不利を決める「属性」は一度も意識したことは無かった。再考の余地があるだろう。
設定の中で壮大なサーガを示唆するわりに、ゲーム内でそれを補填する描述が少ないのは残念。
せっかくの設定が活きてこないのがもったいない。
トロコンのための周回は完全に作業。難易度イージーでとにかくさっさとクリアするのが良い。
チャレンジモードのスコアアタックは1周がやたら長く、また運要素が多々あり、何度もクリアして高みを目指す気にはなれない。
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